TENTIALのエンジニア組織ってどういう組織?CTOに直撃インタビュー!
「”世界で戦い続ける仕組みを完成させる”、それが5期のテクノロジー本部の目標です」
そうかっこよく答えてくれたCTOの市來(@Hey_icchiman)。
今回は、5期のキックオフの続編第一弾として、TENTIALのエンジニア組織についてCTOの市來に、人事の石川(@TENTIAL_hr)がインタビューしてきました!
ーーーエンジニア組織も大分大きくなってきましたね。私が入社した時(2021年9月)にはまだ6名とかだったような…
そうですね。今は業務委託も含めて15名の組織になりました。
もともとグループも2つしかなかったのですが、期初の2月から3グループに分け、より動きやすい組織形態にしました。
今はECチーム、CTO室、マスタチームの3グループで運営しています。
ーーー倍になったんですね!それぞれの組織はどういう業務内容をされているんですか?
ECチームは、その名の通りECモールの新機能・改修の対応をしています。
CTO室は、新規事業の売上通知や、メディアコンテンツのデータ分析等にも取り組んでいます。
マスタチームはSCMのマスタ連携で、SCMチームと協力しながら業務を進めています。
業務の進め方としては、スプリントを組んで、タスク管理・意見出しをしています。
また、互いにコードレビューしあう文化があるのも特徴かなと思いますね。
大体のエンジニア組織だと、テックリードが全てのコードレビューを行うので、テックリードの業務内容が肥大化したり、リリースしようとした際に全てテックリード待ちになったり。ボトルネックになってしまいがちなんですよね。
そうすると、結局組織もうまくワークしない。
でもTENTIALでは、誰かひとりがボトルネックにならないように全員がレビューできるようにしています。全員が仕様をちゃんと把握することもそうですし、レビューすることで他者から学べるため個々人の技術向上にも繋がっています。
ーーーそんな取り組みをされているんですね。他にもTENTIALのエンジニア組織ならではのことってありますか?
PMがいないことですかね。いなくても自走できるようにしています。言われたことを言われたとおりにやるだけの、指示待ちのエンジニア組織にしたくなくて。
もちろん全体統制を指揮するPdMがいたりしますが、
細かい部分は他部署とコミュニケーションを取りながら、自らタスクを拾いに行ったり、改修提案をするように心がけてもらっています。
ーーーPMいないのにワークするエンジニア組織はすごいですね!
TENTIALのエンジニアたちには、事業全体を見れるエンジニアになってほしいなと思っています。
PMありきの内向的な、目の前のタスクをこなすだけの他部署に要求の多いエンジニアにはなってほしくないなと。
特にレガシー企業だとこういった組織になりがちなので、そこは採用面接時にもこれまでの組織とは大きく異なることを伝えています。
現在でも、ある程度の仕様は固めたうえで「あとはよしなに」が通じるエンジニアたちになってくれています(笑)
ーーー初めて聞きましたよそんなエンジニア(笑)逆に、今課題に感じているところってあったりしますか?
課題しかないです、山ほどあります(笑)
一番大きなところは、現状ビジネス本部(代表の中西が本部長を兼任)もそうですけど、CTOの僕がテクノロジー本部の本部長を兼務してしまっているところですね。
経営層として、未来を描いて創っていくというミッションがありながら、目の前の事業に時間が割かれてしまっているんです。
これまではD2C事業のみで何とかなっていましたが、ここからは新規事業やSCM、機械学習など多方面の動きやIPOを見据えていることから、その先5年後10年後の未来に良くない影響を与えてしまいますね。
この目の前のことに時間を割いている状態が当たり前にならないようにしなくてはいけないなと。
例えば、採用活動も未来が描けていないと注力できないことなんですよね。場当たり的な採用になってしまうので、結局組織も苦しんでしまう。
メンバーのボトムアップも含めてここ半年以内で早急に改善していきたいポイントです。
ーーーそこは全社的に改善をしていかなければいけないポイントですよね。そんな中で、5期のテクノロジー本部の目標を教えてください。
”世界で戦い続ける仕組みを完成させる”、それが5期のテクノロジー本部の目標です。
これまで、世界基準を見据えた仕組みづくりができていたとは到底言えなくて。
もちろん、上手くワークしていた部分もありますが、常にその場しのぎの対応で世界基準を見据えた本質的なものが少なかったなと。
一人ひとりの目線も目の前のタスクをこなすことに注力してしまい、それが負債になり肥大化、全てが重くなっている。これからはもっともっと視座を上げて、ベターではなくベストを求め続け、もっと先を見ていくべきだというのが、これまでの反省を踏まえた5期の全体的な目標です。
ーーーなるほど。具体的にはどういう内容に取り組まれるんですか?
テクノロジー本部として、会社の施策、組織、業績を安定化させるところと、そのスケール性をメンバーに理解してもらえるようなコミュニケーション・文化の醸成です。
未来を描くために、現在取り組むことが未来に連結できるような仕組みをつくる。
今までも取り組んではいましたが、一段階高く視座を上げて、改めて「何のためにやるのか」「これが最適なのか」を常に考えながら仕組みづくりをしていきたいと思っています。
せっかく組織をテクノロジー”本部”として独立させてもらっているのに、ECサイトの制作・改修だけに小さくまとまってしまっていたのは、テクノロジー本部の本質的なバリュー発揮ができていなかったという意味で反省すべきところです。
そこもあって、今回2月で組織編成をし、EC・CTO室・マスタの3つに分けました。
加えて、なぜTENTIALはEC制作を内製しているのか、外注ではいけない理由も改めて明確にしていきたいなと。圧倒的に機能性の高いECサイトを、ビジネス側ときちんと目線合わせをしていきながら創っていけるというところが内製している理由であると思うし、事業的な強みにもなってくると思うので。
そこでもバリューを発揮していきたいですね。
ーーーありがとうございます。現在テクノロジー本部でもエンジニアを募集していますが、改めて、どういった方に来てほしいですか?
プログラミングや技術が好きなことが必須条件ですね。
また、JavaScriptやTypeScriptが好きな方は特に馴染みやすいかと思います。
TENTIALのシステムはフロントからバックまで全てTypeScriptだけでできているような感じなので…。
現状のメンバーはJavaScriptやTypeScriptなど技術が好きな方が集まっている組織なので、新しく来ていただく方もそういう方だと楽しいと思うんですよね。
そして、エンジニアリングを通じて、プログラミングを通じて実現したいことがある方と一緒にお仕事したいですね。
僕自身、人々の助けになるようなことを実現するために技術があると思っていますし、逆にその視点を持ってご自身のスキルを磨いてきた方だと頼もしいなと感じます。
市來さんありがとうございました!
現在テクノロジー本部にてエンジニアの募集をしている他、全方位募集をしていますので、ぜひお問い合わせくださいね!
最後に
少しでも興味をお持ちいただけた方、現時点での転職意向は問いません!
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