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非エンジニアが過半数。データ分析ハッカソンを開催!

はじめまして、TENTIALでD2C事業のマーケティングをしている泉です。

今回は社内で5月に初めて開催した「データ分析ハッカソン」の模様を、社内のデータ分析への取り組みも交えながらご紹介いたします。

データ分析への取り組みと開催目的

まずはじめに、TENTIALではエンジニア以外でもデータを扱える環境が整備されています。多くのデータがオープンになっているため、ビジネスサイドの社員が自らSQLを叩き、データをもとにした意思決定を行っていくことが求められます。

今年1月に入社した私が最初に驚いたのはこれでした。
入社初日にBigQueryの権限を付与され、データ構造を学びながら5日目で最初のアウトプットを出し、すぐに改善アクションに取り組みました。

実際に私が所属しているマーケティンググループでも、多くの社員が自学自習や勉強会を通して、SQLをはじめとする分析スキルの向上に取り組んでいます。

そんな環境があるTENTIALですが、他の業務が忙しくてなかなか時間のかかるデータ分析をやりきれない、という課題もありました。

そこで今回、各々が新たな分析にチャレンジし、アウトプットする場として「データ分析ハッカソン」を開催しました。

どんなメンバーが参加したのか

・酒井さん(取締役CFO コーポレート本部長)
・浅岡さん(SCM部)
・伊藤さん(ウェルネス事業部PdMチーム)
・薮野さん(テクノロジー本部ECチーム)
・田島さん(テクノロジー本部ECチーム)
・泉(筆者、ウェルネス事業部マーケティングチーム)

参加メンバーの所属を見ていただくとわかるように、半数以上が非エンジニアでした。

どのメンバーも普段からデータを扱う機会が多く、新たな切り口での分析や普段できていない分析・ダッシュボードの構築などを目指しての参加でした。

どんなことをしたのか

今回のハッカソンは「第0回」と銘打ち、特に分析手法やアウトプットに条件はなく、業務に関係あってもなくてもよい、というゆるめのルールの下、開催しました。

ゴールデンウイーク前から各々が作業を開始し、時に「もくもく会」をしたり、リアルで集まって一緒に作業したりしながら分析を進め、ゴールデンウイーク明けに発表会を実施しました。

アウトプットをいくつかご紹介

浅岡さん:「天気を説明変数に需要予測できるか検証してみた。」

サプライチェーンの管理を担当している浅岡さんは、適正在庫を保つための需要予測をすべく、初めての回帰分析に取り組みました。
気温や降水量などを説明変数にとり、商品ごとの受注予測モデルを作成。考慮漏れや苦戦したポイントなどを共有したことで、参加メンバーから「こういったことで解決できそう!」といったフィードバックが返され、非常に有意義な議論となりました!

伊藤さん:「GA4の行動ログと自社ECのDBを突合して、LookerでCVR可視化する」

D2C事業のプロダクト全体を統括している伊藤さんは、Lookerでのダッシュボード構築に挑みました。これまでなかなか手が付けられていなかったGA4(Google Analytics 4)と自社ECのデータを突合し、ページ流入後のCVRを可視化してくれました!プロダクトや媒体による差異を見られるようになったことで、今後の改善に大いに役立つアウトプットでした。

泉:「あのミュージシャンにとっての恋と愛とは何か?-歌詞解析から学ぶ人生論-」

私は業務と全く関係ない分析を行いました。笑 機械学習を用いた分析をすべく、はじめてPythonを触ってみました。歌詞を分解したものを自然言語処理を使ってモデルを作成し、キーワードを代入することで、「恋」と「愛」について類似度が高いワードを抽出しました。

分析結果は割愛しますが、初心者でも分析できるほどライブラリやドキュメントが充実しているのを実感しました!
今までなかなか手を出せなかった分析手法ですが、実務でもお客様の声を言語処理で分析して改善に活かす、などにも活用できそうです。


ハッカソンを終えて

今回は「分析であればなんでもよし」というテーマ設定でしたが、参加した全員が新たなスキルの習得やダッシュボードの構築などに挑戦していたのが印象的でした。
この挑戦がTENTIALらしさだなあと思いつつ、エンジニアでなくても自由に分析できる環境が素晴らしいなと感じました。

そしてハッカソン終了後に、参加メンバーの一人が社内Slackでこんな投稿をしていました。

「ハッカソン」というと少しハードルが高く聞こえますが、1つのアウトプットの場として次回はもっと参加者が増えるように、SQL勉強会などを社内で継続して行っていきたいと思います。


最後に

採用活動の宣伝をさせてください!
TENTIALでは、上記のように部署や年次に関係なく様々な業務にチャレンジすることが推奨され、それを実現できる環境があります。
これまでのキャリアから、スキルや経験の幅をもっと広げていきたい、という方にはぴったりの環境です。

話してみたい、という温度感でも構いません!
皆様からのご応募お待ちしております。

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