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DE&I推進担当になって約半年。気づき・学び・TENTIALの取り組みを紹介します。

健康で前向きな社会を創りたい会社、TENTIAL人事の石川です✨💪
現在、私はDE&I委員会のメンバーとして、社内での意識向上活動をしています。
先日、TENIALとしてのDE&Iポリシーを公開したことを記念(?)して、そもそもTENTIALがDE&I推進としてどんな活動をしているのか、いち担当者としての私の学びにも触れながらご紹介していきます。

そもそもDE&Iとは?

近年話題に上がっているDE&Iという言葉。そもそも何の略でしょうか?
答えは、Diversity, Equity & Inclusionの略で、3つの要素を表現しています。
Diversity:ダイバーシティ。多様性。
Equity:エクイティ。公平性。
Inclusion:インクルージョン。包括、包含。

「Equity」だけ、ちょっと分かりづらいので補足します。
これは「公平」の意味ですが、日本語で混同されがちなのが「平等」です。
公平と平等の違いをわかりやすいように例を用いてご説明すると、以下みたいな感じです。

💡 例) 身長180cm超えの筋肉バリバリの屈強な男性と、身長150cmの華奢な女性がいたとします。この二人に、20kgの荷物を分けて持ってもらいます。
平等な状態は、男性女性それぞれに10kgずつ荷物を持ってもらうこと。
公平な状態は、男性に15kg分、女性に5kg分の荷物を持ってもらうこと。

わかりやすく体格差のある例を用いましたが、得意・不得意や、個性・価値観の場合も同様です。
TENTIALでは、多様な人が、お互いに個性や価値観を認め合い・尊重し、共生している状態を目指しています。
ではなぜ、そのような状態を目指し、DE&Iを推進していく必要があるのでしょうか?

社会の公器として、DE&Iに取り組みます!

DE&I活動は、個々人の状況をふまえてよりよい環境を作っていくことが重要ですので、従業員の満足度や、従業員体験が上がることは想像しやすいと思います。事実、当社も取り組みを始めてから従業員NPSが40ptも改善しました。

こういった社内への影響がフォーカスされがちですが、対社外=社会の公器(社会貢献の観点)としても重要な意義があります。
例えばあくまで一例ですが、DE&Iを進めることで、様々なバックグラウンドを持つ従業員を受け入れ、個々の能力が活かせる環境ができると、これまで様々な事情で適切な職に付けなかった方や、キャリアを手放さなければならなかった方が、社会で活躍できるようになり、不遇な方への雇用が生まれるのも重要なポイントだと考えています。

DE&I委員会を設置しました!

そんな考えから、TENTIALでは、昨年10月よりDE&I委員会を設置しました。
複数のジェンダー、育児状況など、できる限り多様性のあるメンバーで構成されています。
取り組み内容としては、月に1回定例を開き、現在社内で気になっている内容や、直近のDE&Iに関する気になったニュースを共有し、意見を交換しています。
また、ここで出た議題については社内の活動に活かしており、実際にアンコンシャスバイアス研修の実施や、従業員サーベイの中にDE&Iに関する意識調査を導入するなど、社内全体の意識向上に努めてきました。
現在シーズン1が終わり、シーズン2に向け、メンバー再編の準備をしている段階です。これまでとは違ったメンバーで構成される予定なので、また新たな意見が聞けるのかと思うと楽しみです🍀

多様な働き方ができる制度を導入しました!

また、「働き方」という面においてはリモートワークの積極導入に加え、フルフレックス制を取り入れています。
極端な例では、エンジニアは希望がない場合はフルリモートが基本の勤務形態で、関西に住んでいるメンバーもいます。
人事である私自身も9割在宅です。残り1割はメンバーの顔を見たいので出社しています(笑)
この制度以外にも、今後会社にとってメンバーにとってプラスになることがあれば積極的に取り入れていきたいと考えています。

DE&I推進にあたっての気づいた「偏見の怖さ」

さて、このようにDE&I委員会のメンバーとして、また人事として、取り組みをしているのですが、その中で知らない知識はもちろん、自分の偏見、いわゆるアンコンシャス バイアスが多いことにもかなり驚きました。

アンコンシャス バイアス研修を今回実施した際に、みんなに出したクイズを読者の皆さんにも、すこし考えていただきたいと思います。
※有名なクイズですが、概要を私の文章に書き換えています

 ある父と子が車に乗っていたところ交通事故に遭いました。 父親は亡くなり、子どもは意識不明の重体で救急搬送。

有名な外科医が子どもの手術を担当しようとしたところ、
「この子どもは私の子なので手術できない」
と叫びました。

この外科医と子どもの関係を答えなさい。

皆さんはわかりましたか?
読んだ当時私の脳は混乱を極めました。「有名な外科医だったら男性だよな」と直感的に感じたからです
正解(とされている)論理的に求められる答えは「外科医=子どもの母親(女性)」です。
アンコンシャスバイアス、怖いなと改めて感じました。
明確に「アンコンシャスバイアスの研修だ」とわかっていても答えられなかったのですから、普段の些細な言動にも偏見が含まれることはまず間違いないはずです。
配慮したつもりの一言が相手を傷つけている場合もあります。

メルカリさんの研修資料の中にも記載がありましたが、一番危険なのは、「自分はアンコンシャスバイアスを持っていない」と思い込んでしまうこと。みんな持っていて、気づいていないだけです。なぜなら前述の通りアンコンシャス(無意識)だから。

ただし偏見を持っているから悪いということではもちろんなくて、重要なのはその偏見を認識し、相手に配慮した言動をするよう努力をすることです。
考え方は変えられなくても、行動は変えられます。
私もまだまだ学び始めて序章ですが、少しでも多くの人に配慮できる人間でありたいですし、配慮できる組織を作っていきたいなと思っています。

まとめ

DE&Iの推進活動は、カルチャー浸透活動と同様、日々の小さな努力の積み重ねだと推進していて感じています。

さいごに

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