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【オフィス紹介】品川オフィスでの生活がスタートしました。

TENTIALは、2024年3月11日より新オフィスでの稼働を開始いたしました。コンセプトは"出社したくなるオフィス"。今回はそんな新オフィスのこだわりポイントや裏話をご紹介します。


こだわりポイント

まずは新オフィスのこだわりポイントを6つご紹介します。

1 . TENTIALロゴ
エントランスの扉を開けるとまず最初に見えるのがTENTIALのロゴ!
Tの中心で折れ曲がっている部分、ここが一番のこだわり&苦戦したポイントです。最近リブランディングを行ったのですが、それに伴いロゴも一新しました。旧ロゴの円を一本の線にし、それを折り曲げてTを描いたのが新ロゴとなります。


2 . 回遊性を持たせた外周通路
写真の通り、デスクは中央部分と窓際に寄せ、外周に少し幅を持たせた通路を作りました。これは、"健康的なオフィスにしよう"という目的で、MTG中(もちろん社内のラフなMTG時に限りますが)や仕事合間の息抜きとして歩けるように設計されました。

MTG中に歩くというのは少し斬新な発想ですよね。
やはり、ずっと同じ姿勢で仕事をすると肩こりや浮腫など、身体の不調を感じやすくなるかと思います。MTG時間や隙間時間に少しでも運動ができると良きリフレッシュになるのではないでしょうか!

3 . コンディションに合わせて仕事ができるデスク
ずっと同じ体勢で仕事をすると、肩が凝ったりむくんでしまったり、疲れが溜まって生産性が下がってしまいます。その問題を解消するために、立って仕事ができるような高さのある長テーブルを置いたり、バーカウンターを設置しました。フリーアドレスにすることで、その時の気分や身体の調子によって好きな場所で・好きなように仕事ができるようになっています。

4 . BAKUNEルーム
ここはベット1台分と少しの余剰がある小さな個室となっております。まだ整備しきれていませんが、体調が悪くなった時用の救護室、そして出張マッサージを行える部屋として作った空間です。

5 . リラックススペース兼スタジオ
少し段差があり、ステージのようなスペースがありますが、ここは従業員がリラックスできるような空間にするため、今後はラグやソファーを置いて土足禁止ゾーンにする予定です。(まだ検討段階です)

また、天井に真っ白なロールペーパーが設置されているので、これを下ろすと白ホリ撮影も可能となります。照明をコントロールできるので、雰囲気によって何パターンか調整できるようになっています。

6 . エントランスのショールーム
入ってすぐ左手が商品展示スペースとなっております。まるでお店みたいですよね…。こちらは設計を担当いただいたデザイナーさんがTENTIALの直営店舗を視察され、そこからインスパイアされたデザインとなっており、温かみのあるフローリングで、高級感のある空間に仕上がりました。

ただ商品を見てもらうだけでなく"会社のことを知ってもらえるように"、商品展示スペースの前に大きいモニターを置き、コーポレートムービーを流しています。ムービーを見た後に展示スペースを見ていただければ、TENTIALがどんなプロダクトを生み出しているのかよく理解していただけるかと思います。

そもそもなぜオフィス移転をしたのか

今回オフィス移転を行った1番大きな理由は事業拡大ですが、その他にも冒頭で説明した通り、"出社したくなるオフィス"にしたいという想いがありました。オフィス移転をした背景をお伝えする前に、まずは歴代オフィスを振り返っていきます。

TENTIALオフィスの歴史 

TENTIALは、渋谷のアパートの6畳1間から始まりました。そこから神泉のアパートの1室→神宮前のオフィス→神宮前の一軒家の順に進化していきました。

初代オフィス(渋谷)
2代目オフィス(神泉)
神宮前オフィス

2021年の9月頃から急速に事業が拡大し始め、神宮前の一軒家オフィスでは増えていく従業員の数に耐えられなくなっていきました。また、会議室として作られたスペースがなかったため外部との商談も増えている中で移転を検討するようになりました。そこで、ある程度の広さを確保でき、コストの面でも条件に見合ったオフィスを探したところ、人形町のセットアップオフィスを見つけ、2022年の2月に移転しました。

オフィス移転をした背景

歴代オフィスを見ていただくと分かる通り、TENTIALは少しずつ着々と成長してきました。特に、人形町のオフィスに移転して以降は成長のスピードがこれまでに以上に増したことから、日によっては席が足りない日もあるほど従業員数が増えていきました。もちろん、神宮前の一軒家オフィスから移転する際に、ある程度の増加は見込んでいましたが、想定以上に速いスピードで従業員が増加していったのです。

会議室が足りなかったり、広いとは言えない空間の中で人口密度が高かったり、場合によっては出社すると生産性が下がってしまうような状況でもあったため、オフィスの環境を見直す必要がありました。

単に広いオフィスに移転することだけが目的であれば、セットアップオフィスやシェアオフィスといった選択肢もあります。コストの面においては、その方が安く抑えることができるかもしれません。

それでも、あえて内装を1から設計するほどにこだわったのは、"出社したくなるオフィス"にしたいという想いからです。

TENTIALはリモートワークがメインなので出社頻度は様々ですが、部署によっては週の半分以上出社している従業員もいるので、出社すると疲れるオフィスではなく、出社することで良いリフレッシュになるオフィスにするべきだと考えました。そこで、人形町オフィスを踏まえてアップデートしたい点を従業員からヒアリングし、「出社したくなるオフィスとはどんな環境なのか」を考えながら設計しました。

オフィス移転プロジェクトの裏話

ここまで、こだわりポイントやオフィス移転の目的をご紹介しましたが、TENTIALが初めて、1からこだわって作り上げたオフィスなので、裏側の苦労もご紹介しなければオフィス移転プロジェクトのメンバーが報われません…!

ということで今回は、オフィス移転プロジェクトを牽引してきた、コーポレート本部 管理基盤部長の生田和希さんに裏話を伺いました。

──オフィス移転にあたって大変だったことを教えてください。
スケジュールがタイトだったことと、TENTIALとしてのこだわりを実現するハードルが高かったことです。

新オフィスではセットアップオフィスではなく内装を1から設計しているため、この規模であれば通常は「1年程度」の準備期間があることが望ましいとされています。ただ今回は少しでも早くオフィス環境を整えるために、半年で仕上げる必要がありました。

また、特に代表の中西さんの思い入れが強かったのが「TENTIALのロゴのスタンドを作りたい」ということでした。実際に完成したスタンドは鉄板でできているのですが、実は最初に内装業者の方へ相談をしたところ「この素材で折り返し部分を表現するのは難しいです」と言われてしまったんです。

TENTIALとしては2月のリブランディングでロゴを刷新し、新たなロゴと一緒に成長していきたいという想いもあったからこそ、この部分はどうしても譲りたくなくて......。何とか実現してくれる内装業者を探し出すことができ、担当者の方のお力添えもあって最終的にいい仕上がりになったと思ってます。

──実際には採用に至らなかったものも含めて、どのようなアイデアを検討されていたのでしょうか。
エアロバイクを置いて、1on1しながら運動できるようにとスペースを作りましたが、最終的に飽きて使わなくなるだろうということで不採用になりました。最終的にそのスペースは1人用の個室にして、静かにMTGができるスペースになりました。個室は人形町オフィスでも埋まっていることが多かったので、その分多く設置できてよかったです。

──そもそもなぜ、生田さんがオフィス移転プロジェクトを担当することになったのでしょうか?
自分で「やります」と声を上げました。この規模のオフィス移転がTENTIALとしては初めてだったので、社内に知見がある方がいなかったんです。僕はたまたま、新卒1年目に在籍していた会社で、今回の倍の規模のオフィス移転を経験していたことから、全体の流れを把握していたので引き受けました。

──最後に、オフィス移転プロジェクトに関わってよかったと思う点を教えてください
いろいろな人とコミュニケーションをとりながらやってこれたことです。管理部の仕事は、事業部側と連携する機会が多くなかったので、この機会に多くのbuddy(従業員)と話すことができたと思っています。代表の中西さんとも話す機会が増えて、本当にいろいろな人と関われたな、という印象です。

最後に

"出社したくなるオフィス"をコンセプトにした新オフィスでの生活がスタートしてから約2カ月が経過しました。まだまだ始まったばかりではありますが、実際に出社率もあがり、buddy同士のコミュニケーションも増えている印象です。出社することでリアルコミュニケーションが増えた結果、buddyにとっては良い息抜きになりつつ、生産性も上がっているように感じます。

ただ、このプロジェクトはまだ終わっていません。新オフィスの周りにはカフェや食事のできるお店があまりないため、現在はドリンク補助や健康に配慮した食事補助の導入も検討しています。ご紹介したこだわりポイントの中には未完成で、これからアップデートしていく部分もあります。

まだまだ進化の余地があるTENTIALの職場環境が今後どのように変わっていくのか、私たち自身も楽しみです。

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